本の知識をインプットする方法

皆さんは、本で得た知識を覚えていますか?

ちゃんと日常で活かされてれていますか?

私は、本をよく読んでいますが、前に読んだ本の内容が思い出せないことがよくありました。

読んだ直後は

勉強になったな

すごくいい本だったな

って感動していたのに、時間が経つと忘れているんです。

人間は忘れる生き物だから仕方がない部分もあるかもしれませんが、せっかく得た知識を忘れるなんてもったいないし、また1から本を読み直すのも億劫に感じることもありますよね。

そんな方に向けて、本の知識をインプットする方法を学べる本を紹介します。

もくじ

すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚独学法

紹介する本はこちら


この本を読むと、本の内容を端的にインプットする方法がわかります。

実際に、私もこの本に出会って頭の中が整理されて知識が入っていくのを感じています。

それに、まとめたものを見返したときにすぐに内容が出てくるんです。

この本には、いくつかの方法が書いてありますが、1番簡単にできる方法を紹介します。

20字インプット学習法実践

実践方法の前に必要な準備があります。

まず必要なものは、紙とペンです。

この2つを使ってまとめていきます。

先に、以下の表のようなものを書いておいてください。

表を書きましょう(緑がベスト)

次に、本を読み始める前に本を読む目的を把握しておきます。

本で何かを学ぶとき、学びたいことがあるから本を手に取りますよね。

その本で何を学びたいのか、しっかり把握しておくことで本で学んだ知識をインプットすることができます。

記入する場所は後ほどお伝えします。

大事なこと

大事なことは、考えることと実践すること

20字でインプットするには、考えることが必須です。

心得ておきましょう。

そして、何回も実践(練習)することです。

1回やっただけではイマイチ掴めない部分もあると思います。

何事も練習です。

1回で終わりにしないで、本を読むたびに実践しましょう。

20字学習法手順

それでは読書開始です。

まず本をなるべくサッサと読んでいきます。

その時、本の目的に関係するところに印をつけながら読んでいきましょう。

全部読み終わったら、表に記入していきます。

記入するところを色で表しています。

《本を読む前に記入しておくところ》

日付・本のタイトル

本を読む目的

《本が読み終わったら記入するところ》

目的に関係する文章・フレーズ

目的に対する答え

印をつけたところだけ読み返して目的に関係するところを書き出していきます。

ここまでくればあとは、まとめるだけです。

今書き出したものを読んで、思考整理しながら20字前後で目的に対する結論をまとめましょう。

インプットする上で大事なこと

本の知識をまとめるのに大事なことは、自分の言葉で書くことです。

本の内容を覚えようとするとき、文章を暗記しようとしたことはありませんか?

私は、今まで暗記しようとしていました。

理由は、自分の言葉にすると解釈が変わってしまうと思ったからです。

読んでるだけでは頭の整理ができず、自分の言葉ではないからすぐに内容が抜けるし、読んでる意味がなかったのです。

この本の筆者は、「自分なりの答えを探せばいい」と言っています。

思考整理をしながら自分の言葉でインプットしましょう。

私なりの20字インプット学習法

少しまとめることに慣れてきたので、若干アレンジを加えてまとめている私です。

大体やり方は一緒ですが、私の方法も書いておきます。

1ノートをつくる

私が使っているノートはこちら。

愛用ノートはタイトルを入れる欄があるのでそこを活用してノートをつくります。

上記のように、本を読む目的を決めて読むこともありますが、目的を決めずに読んでから本に対する答えを決めることもあります。

2読書開始

本は、基本電子書籍です。

主にKindleで読んでいます。

Kindleはハイライト機能・ノートブック機能がついているので、見返すのがとてもラクなので活字を読むときはなるべく電子書籍で読みます。

簡単に機能を解説しますね。

ハイライト機能

文章にマークを引く機能です。
長押しして色を選べばマーカーが引けます。

ノートブック機能

マークしたところを一覧で見ることができる機能です。
これを使えばまた1から本をパラパラ捲らなくてもノートにまとめることができます。

マークした文章が並んでいます

3ノートにまとめる

ノートブック機能から大事なフレーズをまとめて、いよいよまとめです。

約16個のワードから考えをまとめて20字前後でまとめます。

これで知識をまとめる作業が完了しました。

私はこれをさらにCraftというアプリにまとめています。

余談 短くまとめることは間違いではなかったっていう話

この本を読んでいたとき、思い出したことがあります。

小学校低学年の頃、作文を書く時間で7枚作文用紙を使って書いていた同級生がいました。

私もそこそこ枚数を書いていたので、勝手に競って8枚書きました。

文章もめちゃくちゃだったと思います。

とにかく、その同級生より枚数を多くしたいだけだったのです。

そのときは大満足でした。

数年経って、高学年くらいだったと思います。

あまり覚えていないのですが、何かの授業で、

文章は短い方がわかりやすい。

と先生に言われたことを今でも覚えています。

衝撃的でした。

ちょっと前まで文章を長くしたことで大満足していたのに、「短い方がよかったんかいっ!」ってツッコミを入れたくなるような気分だったような気がします。

この話を聞いてから、文章は短く納めるように書くことを心がけていました。

短くすることをめちゃくちゃ意識していたので、短すぎて今度は文章を長くできなくなって困ったこともありました。

時はだいぶ過ぎて社会人になり、接客業をしていた頃です。

接客に関してのワークが度々あって、トーク内容を書き出す時間がありました。

そのときも、すでに短く文章を書くことが染み付いているので、人より紙の余白が多いのです。

それに比べて、いつも真面目で常に一生懸命働いている印象を持つスタッフがいたのですが、その方は丁寧に長めに文章を書いています。

それを見て、

「あれ、私の文章短すぎる?適当に書いてるように見えるかも。」

と不安に駆られたこともあります。

上司からは特に何も言われなかったので、問題はなかったと思います。

その短く書いた内容に何も言われなかったのは、ある程度伝わる内容が書かれていたからなのかなと今となっては思います。

こんな経験を経て、私は今、この本を読んで端的にまとめることはアリなんだと実感しています。

余談でした。

まとめ

最後に話は脱線しましたが、短くまとめてインプットすることは、アウトプットのしやすさにつながります。

読書→思考整理→まとめる

このステップで読書の時間をできるだけ無駄にしないようにアウトプットしましょう!

※1回ではなかなかしっくりこないと思うので、何回も練習しよう!


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